陸のあひる -日野イズムのブログ-

時には頷き、時には首を横に振る、日野イズムのブログです。

自分の研究分野(ロボット、CV)と出身大学をネタにした小説を書いたら瞬く間に職場の人と大学の諸先輩方に身元がバレた件について

「暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関」、8月発売しております。お手にとって頂いた方は大変ありがとうございます!

 

さて、またたびさんシリーズとして、「情報系女子またたびさんの事件ログ」は1月発売し、続編にあたる「暴走ロボットアームとひきこもり少女」は先日8月1日に発売させて頂いたのですが、1月にまたたびさんを発売した数日後、この小説を書いたことをお伝えていないはずの大学の諸先輩方にそっこうでばれそしてペンネームを伏せていたはずのリアルの知り合いの方々にも身元がばれ、とリアルの知り合いの方々にペンネームと自作の小説」という最大の弱みを握られることにより、私の立場が非情にもろく危うくなったのですが、

(この危険な状況のイメージが理解できない方は、これを「自分の書き溜めたポエムノートか、リアルの知り合いに見せていないブログサイトが友人に見つかった」と置き換えるといい感じかもです! この状況では立場的にも精神的にも完全なるイニシアティブを握れます!)

 

そこで、何故情報がそこまで即座に広がったのか。「暴走ロボットアームとひきこもりの少女の相関」の発売を記念し、調査すること(またたびさんで言うならば、サーベイ、です)にしました。

 

※以下、記事を作る上でつぶやきを引用させて頂きました。問題ありましたら、 大変お手数ですがご連絡頂けると幸いです。

 

まず前提として「情報系女子またたびさんの事件ログ」 は大学の研究室を舞台とした理系ミステリという枠組みをとっております。そして、その扱う分野はコンピュータビジョンやロボット系の主に情報系寄りの研究分野、そして舞台となるR大は私が所属していた某R大をモデルというか、モチーフにして書いています。

 

まずはtwitterで1月前後のつぶやきに遡りながら調べたところ、あるツイートに辿り着きました。どうやら、始まりはlib_systanさんのこのつぶやきだったようです。

 面白かったというのは、小説を書いている側としては大変ありがたいお言葉で、見つけたとき私自身もとてもうれしかったのですが、このつぶやき、tanichu先生にメンションがつく形でつぶやかれているのがひとつのポイントです。

tanichu先生は実は私の出身でかつまたたびさんの舞台のモデルとなった某R大情報理工学部知能情報学科で研究室を運営されている先生でして。

(ただ、tanichu先生が某R大に入ってきたタイミングは私とほとんど入れ違いだったので、私自身はそれほどtanichu先生とは面識がないのですが……)

 またtanichu先生はご本人名義のtwitterやブログを運営をされており、R大情報理工学部の在校生及びOBのコミュニティに強いつながりを持たれていたんですね。

 

 そのtanichu先生に興味を持って頂けたことにより、R大の在校生、OBのネットワークに瞬く間にまたたびさんの情報が伝わっていくことになったようです。

ついでに私が大学のとき所属していた漫研の後輩の方々にも(もっとも私はほぼ幽霊でしたが)情報が漏れ伝わっていっていたようです。 SNSの情報伝達力には本当に舌を巻きます。

 

そして、おそらくこのつぶやきを見た他の方もそれぞれまたたびさんのことを調べて発言するような流れが発生し始めます。その中で次のキー人物になるのが、この方です。

 

このizmさんはどうやら私の研究分野であるコンピュータビジョン、及びロボット系の分野のコミュニティとのつながりが強くあったようで、izmさんの発言を機に、どんどん私のリアルの身辺に情報が広がっていきます。

ここら辺になってくると、さすがに私にも情報が伝わってきて、(というかふいにフォロワーさんが増えて、この状況を知ることになるのですが)

 こんな感じのつぶやきをしてます。何か自分だけではどうにも御しきれない流れが生じているような感覚を受けていたのを覚えています。

 そしてトドメに、

このizmさんのご感想というか、半ば煽りにも近いつぶやきのお陰で皆さんが「またたびさん」に興味を持って頂けたようで、これをきっかけにして瞬く間に情報が広がっていき、izmさん及びtanichu先生が繋がっていたコンピュータビジョン界隈の方やR大出身界隈の方々に広まっていき、そして、私の知り合いにも伝わり、「あれ書いたのお前だろ?」という流れになっていったわけです。 

 

そういうわけもあって、リアルの知り合いの方々に「ペンネームと自作の小説」という最大の弱みを握られ、散々いじられるはめになるわけですが、もちろん悪いことばかりではなくこれで「またたびさん」の情報が広まったお陰もあり、(もちろんその他にもげみさんのすてきなイラスト、TOさんの営業戦略、書店さんのご協力があったことは言うまでもまりませんが)売り上げが伸びたようでして、

 というつぶやきに繋がった次第です。実はこのとき、大分ぼやかしてますが、この時点でまたたびさん二巻の発売の予定がおおよそ決まりまして、それでとりあえず何か感謝の意思を示しとおこうと、こういうつぶやきをしました。

やはり小説は初動が大事なのだなぁと思った次第です。

 

そんなわけで、いろんな形で半ば身を削りながら書いている「情報系女子またたびさんの事件ログ」シリーズですが、内容的にも研究をテーマにしていることもあって、書いている最中も自分で書いたことに自分でダメージを受けながら、 なんとか書き上げてる感じです。またたびさんの科白とか自分にも刺さりまくっているので。でも小説ってやっぱり面白いって言ってもらえるのが一番うれしいことなので、むしろ面白いと言って頂けるなら、いくらだって身を削ろうじゃないですか!!

そんなわけで、情報系女子またたびさんの事件ログ、及び情報系女子またたびさんの事件ログ、暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関発売中ですので、何卒よろしくお願いいたします! 初動が大事らしいので!

そんなわけで結局宣伝になってしまいましたが笑
今日はここまで。

 

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

 

 

 

情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 (TO文庫)

 

 

※全体的にネタっぽく扱ってますが、引用したつぶやきをつぶやいてくださった方々につきましては、全面的に感謝しております! ありがとうございました!

 

情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 本日発売!

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犯人は私かも知れない、らしいです。なんだって!!

そんなわけで、「情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関」本日発売です!

前作に引き続きまして、装画はげみさん、デザインは西村弘美さんにご担当頂きました。今日、近くの本屋さんに行ってみましたが、赤っぽい表紙に緑のロゴが映えていい感じですね! きっとディスプレイ越しよりも、実物の本を手にとって頂くと、その仕上がりの良さが伝わるかと。読み終わった後も、ずっと本棚にしまっておきたくなるような、そんな一冊に仕上がっているかと思います。

 

情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 (TO文庫)

 

 Amazonは今朝の段階で何故か在庫切れしていたのですが、今は潤沢にあるようです。

前作をもし読まれていない方おりましたら、今はKindle版がお得です!

あと、auに加入されているようでしたら、auブックパスの読み放題プラン(月500円)に加入すると、情報系女子またたびさんの事件ログをただで読むことができます。わーい。他にも婚活刑事、神様刑事などのTOブックスさんの作品も読み放題なお得なプランなので、興味ありましたら是非是非。でも、これだけお得だと私に入ってくる印税はどういうシステムになっているのか!!? とても気になるところです。

 

ともあれ。

実のところ、私、ちゃんとした続編が出せたのは、またたびさんが初めてでした。これというのも、皆様が「情報系女子またたびさんの事件ログ」を好意をもって読んで頂けたお陰です。小説というのは書き手側と読み手側の両方があって、ようやく成り立つようなメディアなので……。本当にありがとうございます。

 そんなわけで今日はここまで。

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

 

 

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

 

 

またたびさんの事件ログ専門用語集その1(注:ネタバレ有り)

というわけで、情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関の発売が明後日と迫ってきました。やはり、いつもこの発売直前がとてもそわそわしますね。ちゃんと受け入れてもらえるのかなぁとか。まぁ、今更心配してももう手遅れなんですが。

ともあれ。

さて、情報系女子またたびさんの事件ログと言えば、専門用語のオンパレードで知られておりますが、ちゃんと説明している用語もあれば、中にはさらっと触れながら全然説明していない用語もあります。読者の中にはそれをちゃんと後で調べてくださる方もいらっしゃるのようです、(すごい!)。

 

ブログでまたたびさんのネタバレの話をするのは大分控えていたのですが、半年も経ったことですし、そろそろ解禁ということで、またたびさん用語集作ってみました。ちなみにその1なのでまだ途中です。というのも適当にまたたびさん1をぱらぱら読みながら作ったので穴だらけで……この用語ってどういう意味とか、この仕組みはどうなっているの、といった話ありましたらそれを元に追加していきますので、聞いてくださるととても助かります。

そんなわけで用語集その1です。

以下ネタバレ有りなので、情報系女子またたびさんの事件ログ未読の方は読むのを控えて頂いた方がいいかと思います。

では始まり始まり。

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滋賀県のR大

 某びわこの辺にある大学がモデル。もちろんモデルはあれど、R大自体はもちろん架空の大学である。
 実在の大学をモデルにするメリットはいくつかあるのだけれど、個人的に一番大きいのは建物の配置をわざわざ設計しなくていいこと。これを一から作るのはとてつもなくしんどい。そんなわけでR大のキャンパスマップ自体は(私の記憶の中の)某大学に基づいている。
 ちなみにあとで確認したら、物語におけるR大と実際の某大学のキャンパスマップといくつか齟齬があることに気がついたのだけれど、別にモデルに忠実である必要はないので、気にしないことにした。(物語の描写と、私が意図した建物の配置は校正さんに確認してもらっていたので、おそらく齟齬はないはず)
 学園祭の時期やライブステージの位置などはそもそも最初からわざとモデルを無視している。これは物語の構成上の都合。各校舎の名前は元々横文字表記だったものを適当に日本語化したもの。名前の厳密性は重視していない上に思いつきでつけたものが多かったけれど、結構どれがどの校舎をモデルにしているのか、分かった人が多かったみたい。
 読者さんの推理力が、書き手側の想定を大きく上回っている……。


○情報理工学部

 これも某大学に実在する学部のこと。情報寄りの理工学部
 ぶっちゃけると理工学部との境界はあってないようなもので、情報理工学部にあるいくつかの研究室が理工学部にあったとしても全然おかしくない。
 卒業して取得する学位は、大半の人が学士(工学)になる。


○コンピュータビジョン

別名ロボットビジョンとも呼ぶ。厳密に説明するのは難しいのだけれど、簡単に言うと、ロボットの眼をつくる分野の研究。
顔画像認識や、自動車のカメラをつかった衝突防止システムなどは全部コンピュータビジョンの研究成果と言っていい。コンピュータグラフィックスとは名前が似ているけど、研究分野としてはやや遠い。

 

○画像情報研究室

 R大情報理工学部の研究室のひとつ。コンピュータビジョンの研究を主とし、応用としてロボットも取り扱っている。
 私が実際に所属していたいくつかの研究室のイメージを混ぜた感じ。

 

○またたびさん

 博士課程D1木天蓼麻美さんのあだ名。
 こういう研究室生活を送っている人、どの研究室にも一人くらいいるのではないだろうか。その人が優秀かどうかはおいておいて。

 実際R大のモデルである某大学には博士課程の人はそこまで居ない。
 いくつもの研究室に当てはまることなのかよくわからないのだけれど、少なくとも私がN大に居たときの研究室にはずば抜けて頭の切れる博士課程の人が居て、よくばっさりやられることがあった。あのときはどうやって皮一枚残すか必死だった気がする。

 

○着る毛布
またたびさんの愛用品。
ちなみに個人的なイメージではヌックミィをイメージしてる。
あれはすばらしい商品。
着る毛布が黒いのは、研究者とくればとりあえず白衣を着せる風潮に異議を唱えている、のかもしれない。


○研究室ミーティング
 完全に同じような形式ではなくても、少なくとも工学寄りの研究室では似たようなミーティングが行われていたはずだと思われる。
 私が大学時代に居た研究室は研究テーマを自分で考えるタイプの研究室だった。やはりほとんど素人ともいえる学部生で研究テーマを自分で一から考えるというのは苦行だったけれど、振り返ってみるとやはりこの一年間が自分の中でとても大きかったと思う。少なくとも小説のネタにはなっているわけだし。
 長谷川の研究内容はいかにも学部生が提案しそうな研究案を考えてみたのだけれどどうだろうか。ちなみに私の中で長谷川くんは大分優秀な部類の学部生にあたる。逆に言えば、優秀な学生も研究室ミーティングではぼこぼこにやられるものである。


○情報系女子
 物語の終盤になってぽろっと出てくる用語。タイトルにもついていて、類義語に理系女子がある。
 私個人としては○○系~というのは、あまり好きな表現ではない。どちらかといえば嫌いだ。理系女子にしろ、草食系男子にしろ。強引なカテゴライズはしばしやっかいで面倒な偏見を生みやすいからだ。これで嫌な思いをした人もきっと少なくないだろう。
 ちなみにまたたびさん解釈ではこういった偏見的カテゴライズは人が無意識に行っていることで、脳の少ないキャパで現実世界を生きるためには致し方ないことらしい。(だから、またたびさん自身には必要ないらしい)
 またたびさんの方が、少なくとも私よりは考え方が大人だ……。
 

○SLAM
 Simultaneous Localization and Mappingのこと。
 直訳すると位置推定と地図生成を同時にしますよ、という意味。移動ロボットの研究では大変ポピュラーで、これを知らない移動ロボットの研究者が居たらまずモグリで間違いないだろうとまで断言できる。特に環境が変化するような実環境で移動ロボットが自律移動するには必要不可欠の技術。
 本編中でりっちゃんには単眼カメラしか搭載されていないとの記述があるので、カメラでSLAMをするVisual SLAMと呼ばれるものが搭載されていると想定される。
 私自身、SLAMを研究していたので、この研究にはとても思い入れがあって、またたびさんの事件ログで最後の切り札的活躍をこのSLAMが果たしたのはそういう経緯がある。さくらくんのスマホや、りっちゃんの食事運搬はすべてこれの伏線になっていたわけなのだけれど、何人の人が気づけたのだろうか、個人的には気になるところ。

 

8/1 「情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関」発売決定!

 

 というわけで、予約始まりましたので告知します。

「情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関」

8月1日に発売決定いたしました!

情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 (TO文庫)

 

表紙とタイトルにありますとおり、ゲストロボットは産業用ロボットアームです!

技術的なテーマは人工知能ということで、機械学習関連のネタを中心に取り扱わせて頂きました。

 

アメリカのレイ・カーツワイル氏が2029年にヒトに並び、2045年に技術的特異点、シンギュラリティを迎えると発言したことや、また近年のディープラーニングブームもあり、今大きな盛り上がりを見せている人工知能ですが、その一方で、いろんな方が人工知能という言葉を口にするようになったせいもあり、一種のバズワードと化していしまっている面もあります。

そんな中で人工知能を物語として取り上げるのは、ある意味リスキーかなとも思ったのですが、やはり今情報系の話題としてはホットなところですし、避けては通れないだろうと思い、またたびさん2のトピックとして扱わせて頂きました。あくまで「またたびさん」は技術書ではなく小説ですので、厳密かつ詳細な解説はもちろんできないのですが、これをきっかけに漠然とでも知って頂き、ご興味持って頂ければなぁと思っています。

 

もちろん、またたびさんとさくらくんも健在です! さくらくんはついに表紙進出ですよ! 前回は移動ロボット「りっちゃん」に負けて(?)さくらくんは表紙には出られませんでしたが、大出世ですね笑!!

表紙はもちろん前回に引き続きげみさんに担当して頂きました!
光と陰影の感じがとても良くて思わず見惚れてしまいました!

できあがりが楽しみです。

 

あと、今回はいろいろ企画も用意して頂いているのですが、それについてもおいおい告知させて頂きたいと思います。

それでは今日はここまで。

6月12日、情報系女子またたびさんの事件ログKindle版発売!

というわけで、また大分久々になりますが、

遊んでいたわけではないんですよ、ええ。ちょっといろいろ、この間本当にいろいろありまして……おそらくもうすぐ一段落つくはずです……。

 

そんなわけで発売からもう5ヶ月以上立ちました、情報系女子またたびさんの事件ログ、 この度なんとKindle版発売、らしいです!

今まで何冊か本書かせて頂いてたんですが、地味に初のKindle化です!

事前に具体的にご連絡を受けてなかったので、予約始まってから私も知ったのですが(汗
今ならなんと20%オフらしいので、お買い得です!

ご興味ありましたら、是非に!

 

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

 

 

刀剣乱舞はじめました。

どうも日野イズムです。
ブログ、2月一回も更新してない……一体これ何のために作ったのか……。

そういうわけで、書きます。
先日から刀剣乱舞というゲームを始めました。いわゆるソーシャルゲームに分類されるゲームで、基本的には私はこの手のゲームは(後ろ髪を引かれながらも)時間を喰われてしまうということで避けてきたのですが、なんとゲームに出てくる刀剣男士の声優陣にリカバリでご一緒した宮下栄治さん、井口祐一さん、浅利遼太さんがいらっしゃるというわけで、これはもうやるしかないと!


声優による音声演劇エンターテインメント集団「Lit Klatch」がお送りするリーディングシアター03『リカバリ‐recovery‐』公演|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

 

しかも岩融、次郎太刀(宮下さん)、蛍丸(井口さん)、平野藤四郎(浅利さん)という全員レアキャラで、彼らを集めてチームを組むだけで良い塩梅のバランスのとれたチームが出来上がりました。

ようやく先日岩融さんが出てくれたので、メンバーが揃った感じです。
現在二軍で育成中。ゆるゆるプレイしてるんで、なかなかレベル上がらないんですが……。 

一緒に仕事した方々がご活躍されているのを見ると、いい刺激になりますね。
私もがんばらねば……!!

というわけで私自身は現在執筆作業中なんですが、しかし、期末のどたばたと締め切りに追われ、なかなか香ばしい状態に仕上がっております。締め切りってなんで示し合わせたように同時にやってくるんだろう……。

いや、理由はわかりきってるんですけどね。要は引き延ばせるやつを順に後ろに延ばしてるんで、最後重なってやってきてるだけで。

もっと計画的に生きたい……。

 

 

発売から約一ヶ月!

またたびさんの事件ログ発売から大体一ヶ月程経ちまして、いろいろご報告やご感想頂いております。書いている方としては、うれしい限りです。
皆々様、本当にありがとうございます。いろいろな諸事情でふわっとした感じのご報告になりますが、なかなか売れ行きが好調だという風に伺っております。

中にはたくさん置いてくださっているお店もあるみたいです!

すごい量です!
ちょうど、タイムリーに月9で「デート」というリケジョが出てくるドラマ?(すみません、まだ放送見れてません)が放送開始しているらしいので、是非書店さんはリケジョ特集!みたいなので、コーナー作るといいんじゃないかな!かな! 

 

ていうか今更ですが、はてなブログってtwitter簡単に貼れるんですね。これは便利。
ブログ引っ越してきて以来、まだ全然使いこなせてませんが。一応プロフィールページとかも書きました。
ほぼ、締め切りのことしか書いてないけども!!

日野イズムさんのプロフィール - はてな

 

閑話休題

本が出たと言うことで、少しずつネタバレ的な物を。
またたびさんについてはいつから書いてたのか、みたいな話を身内、というか知り合いの方によく聞かれるのですが、またたびさん自体の具体的な作業としては昨年の4月か5月?あたりだったと記憶しています。その前にもっといろいろ紆余曲折ありまして……。

きっかけはスクエニで一緒に小説を書いていた吉野匠先生(レイン好評発売中! TOブックスでショウも好評発売中です!)にTOブックスさんをご紹介頂いたことでした。(つまり、またたびさんは吉野先生なしには生まれ得なかったわけで)
実は最初はラノベを書こうと企画をいくつかだしていたのですが、話がまとまらず……。

ショウ -世界が終わった後で-

ショウ -世界が終わった後で-

 

 

またたびさんのアイデアを思いつくきっかけとなったのはその後、とある飲み会ではむばね師匠(ブチ切れ勇者の世界征服好評発売中!)や豊田巧先生(RAIL WARS好評発売中!)のお話を伺ったことでした。

詳細は省きますが、「どうにか自分の研究分野(情報系やコンピュータビジョンについて)書けないかな、ここを書ければ新しいことができそうだし、たぶん自分以外にそんなに書ける人はいないだろうし、何より面白そうだな」と思い至りまして。

その後、TOブックスさんでお世話になっていた編集さんから「ラノベじゃなくて、一般の方書いてみません?」みたいなお話をこれまたタイミングよく頂いて、またたびさんを含めいくつか企画を書いたところ、翌日か翌々日くらいに「これでいきましょう!」ととんとん拍子で決まっていきまして。

社会人になってから丸々一冊書くのはまたたびさんが初めてだったので、全然小説を書く時間を確保できず正直しんどかったですが、その後「午前3時に起きて小説書いて8時に会社に行く作戦」が功を奏し(?)なんとかできあがりました。いやー、しかし小説って毎日書くとちゃんとできあがるんですね(当たり前です)。なんか出来上がった後に勝手に一人で感動していたのを覚えています。

 

物語の舞台は滋賀県にあるR大の情報理工学部です。滋賀県にある架空の大学R大ですよ、あくまで!
そこで研究や勉強に邁進する、またたびさんやさくらくんを中心とした学生達がこの物語の主人公です。

 

自分で言うのも何ですが、今社会人になって振り返ってみても、あの時は周りの見えない未熟者なりに(私は今もそうですけど……)みんなそこそこ頑張ってたと思うんですよね、それこそ物語の主人公として成立するぐらいには。理系で研究されていた方はそんなときの自分を思い浮かべながら、そうでない方はこんな世界もあるのだなぁと思って読んで頂ければ幸いです。

もちろん、物語を楽しんで頂ければそれ以上のことはないのですけれど。

今日はここまで。

 

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)